今回は「死後の世界」についてお話をさせていただきます。
みんな、いつかは死んでいきます。
死んだ後どうなるのかについて、お釈迦様は信者さんから質問をされても、詳しくは答えなかったといわれています。
私たちは生まれてから長く生き続けて、行為をして、行動をして、やがて体も老化して死んでいきます。
死について考えるというのは怖いものです。
この肉体がなくなって、どこへ行くのか。
だからこそ、生きている時に何をしていくかが、とても重要なのです。
行為が全て刻まれている「潜在意識」

私たちの中には記憶があります。
体と心があり、心の潜在意識というところに、生きている時の行為の印象が全て刻まれるのです。
そしてそれが、あなたのキャラクター・質になっています。
重いとか軽いとか、心配しているとか苦しんでいるとか、否定的なエネルギーが強くなると重くなります。
悪いことを考えながら寝ると、悪い夢を見るということもあるかもしれません。
夢というのは、潜在意識が活性化されて、寝ている間にストーリーができて、エネルギー体がドラマを作り、その世界に生きているような体験をするわけです。
体が重かったり、足が布団からはみ出て落ちたりすると、崖から落ちるような夢を見ることがあります。
毛布が肩に覆いかぶさった時に、鷲が飛んできたような夢を見るとか。
過去生にそういう記憶があったのか、体の接触の感覚とリンクして、そのような夢を見るのです。
エネルギーのバランスが取れていないと、様々なものが現象化して、そういうものを作り出すことがあるんですね。
アストラル体と死後の行き先

私たちの体は、死ぬと土に還ります。
身体と心の衣を脱ぐのですが、カルマといって、行為をした体験の記憶が、アストラル体という精妙なエネルギーの体に残っているのです。
肉体は物質でできているので土に還りますが、アストラル体はその記憶が活動していて、その質に応じた世界に行くといわれています。
その記憶がとても重い記憶であったり、否定的な体験を多くしていると、そのクオリティ(質)の世界に行きます。
つまり、重い世界に行ってしまうのです。
それを軽くしていくためには、良い行為をしていくことです。
幸せな記憶、人を助けた記憶、感謝をした記憶。
悔いがない生き方をしていると、ストレスが溜まらず、良い体験からまた良い行為ができてくるのです。
潜在意識に記憶されるものが良いものになっていくように、生きている間に、体の行動に気づきを持って、正しい行いをする。
人を助けたり、感謝をしたり、悔いがないような行為をしていくことが大切です。
肉体があるうちに「心の体」を浄める

死んでから体は土に還りますが、魂にくっついたアストラル体という心の体には、生きている時に行動した記憶が残っています。
ヒマラヤ秘教のヒマラヤ・シッダー瞑想の修行によって、内側のそうしたものを浄めることができるのです。
生きている間にしっかり瞑想をして、良い波動をどんどん注入していくと、否定的なエネルギーが破壊されて中和され、平和で軽やかな肯定的なエネルギーに変容していきます。
ですから「生きているうちに、体があるうちに修行してください」とお願いしているのですね。
私たちは自己防衛で一生懸命生きています。
自分を守るために頑張りすぎてしまったり、無理をしたり、疲れているのにさらに働いたり。
「疲れた」と否定的な気持ちで働いたり、人を羨ましがって生きていくこともあるかもしれません。
比較しながら生きたり、「あの人が嫌いだ」と誰かを恨んだり、何かできなかったことを悔いたり。
感謝するよりも、境遇を恨むということもあるかもしれません。
そういう色んな心が、全部自分の中に染みついているのです。
ヒマラヤ秘教の瞑想修行でカルマを浄める

死んだら全部解放されるのかというと、そうではありません。
その重いエネルギーの質に応じたところに行くのです。
できることなら、魂が天上界に行って幸せになれるように、心の潜在意識を浄めていただきたいのです。
瞑想することによって自分の中に入り、自分を見つめる。
ヒマラヤ秘教の修行法がありますので、それをやっていくと浄まって軽やかになります。
良い生き方をするとともに、瞑想修行をしていくことが大切です。
善行をしていくこと、人を助けていくことで、カルマがとても浄まります。
お寺であればお掃除をしたり、奉仕活動をされています。
今はボランティアといって、災害が起きたところに行って無償の愛で活動されている方もいます。
見返りをもらわないで、ただ捧げるだけの生き方は、心を浄める力があるのです。
布施をする、奉仕をするのは外側の行為です。
そして瞑想をしてカルマを浄めるのは、内側を浄める行為です。
そういう生き方を、悟りへの道として、本当の自分に出会っていく道として実践していく。
魂を解放し自由になる

魂を解放させて、本当の自分に還っていく。
魂の元々の場所に還っていくのです。
様々なしがらみが自分を縛っていて、不自由なわけです。
そういうのを全部とって自由な人になる。
死後に自由になれるかは、生きている時に何をしたかによって決まります。
その行為のクオリティに応じたところに行くわけです。
ですから生きている時も気づきを持って、人を傷つけない、自分も傷つけないように、魂が喜ぶように丁寧に生きていく。
心が喜ぶこと、感覚が喜ぶことは、どちらかというと快楽になってしまいます。
快楽は自己防衛であり、体と心だけが喜ぶものです。
物質的なものを集めたとしても、それは死ぬ時に置いていかなくてはなりません。
しかし、精神は魂の周りの心に刻まれています。
ですから精神を浄める生き方を是非取り入れてください。
死ぬ時のことを考えるより、いかに生きるかということに、しっかりと気づいていただきたいと思います。
〜ヨグマタ相川圭子 公式Youtube(2026.7.25放送分)より
執筆者:ヨグマタ相川圭子
10代の頃からヨガや瞑想、健康法に興味を持ち実践。単⾝ヒマラヤに渡り、悟りへの道である本格的なヨガの修⾏を⾏い、ヨガ・瞑想の究極のステージ「サマディ」に到達する。 過去3回にわたり、国連でスピーチ・瞑想指導を行う。日本でも講演会、各種研修を開催。著書は累計100万部を突破し、作家としても活躍している。
