今回は「食事」についてお話をさせていただきます。
インドの食事
インドに行くと、チャパティというものがよく出ます。
チャパティは、私が子供の時に食べた薄焼きのような感じで、小麦粉を練って薄く焼いたものです。
油を引かないで鉄板の上で焼かれるので、少しパサパサしていて、全粒粉で作られています。
それにバターを塗り込むと膨らんで層になるのですが、それをパラタといいます。
まだクロワッサンというものがない時代に、インドのホテルでクロワッサンが出てきて美味しく思ったことがあります。
パラタも同じように膨らむのです。
ローティとも呼ばれますが、色々な粉物を練った、パンの原型のようなものがあります。
パラタやローティは全粒粉でできているので、体に良いのですね。
それとダルという豆でできたスープはとても栄養があります。
あとはマンゴーピクルスというものがあって、すごく辛いのですが、それをパラタにつけて食べる。
そういうものを朝食にくださるのですね。
あとはサブジといって、野菜が少しカレーの味になったもの。
インドの人はずっとそういう食事が多いのですね。
もちろん色々ありますが、基本的に変化しない食事です。
日本の場合はうどんがあったり、そばがあったり、色々なおかずがありますね。
自然な食事が内臓をリフレッシュさせる

私は負担になるものは疲れてしまうので、粗食でさっぱり系が好きです。
修行をしたのでそういう体質になり、シンプルな食事が好きなのです。
私のところでは合宿をやっていて、スタッフもここで修行して暮らしていますが、基本的には自然なものを食べています。
たまにはシンプルな食事で内臓をリフレッシュさせる。
そして今までの食事に対する執着のようなものを取ったり、感謝して食べる、よく噛んで食べる、瞑想的に食べるということをします。
新鮮なもの、負担にならないものが体に良いと思います。
味付けも薄味にすると、内臓が休まっていいのかなと思います。
「カヤカルパ」という体質改善をする秘法では、半断食のようにして内臓を綺麗にするんですね。
自分の体の中からエネルギーが漏れないようにすることが大切です。
心配事や精神的な悩みがあると、すごく衰弱してしまうのです。
いくら食べても痩せる人もいますし、食べなくても太ってしまう人もいます。
修行によっても、年齢によっても違いますし、環境によっても、その人の性格によっても違うので、どういう食べ方が良いかは全部違うと思います。
感謝して作り、感謝して食べる

よく噛んで、作ってくださる方に感謝して食べる。
野菜を作ってくださった方の苦労があって、お米も心を込めて作ってくださって、食卓に並びます。
そして作る人も、良い心で作らないといけません。
憎しみを持って作ると、毒が出るのですね。
ですから感謝をして作ることです。
インドにはブラフマンというカーストがあるのですが、その方々は人が作ったものを食べず、自分で作るのです。
ブラフマンはお祈りをする職業の方々で、ヤギャという儀式の時に護摩焚きをしてお経を読まれる方です。
そのヤギャのメインになるのはサマディマスターであり、サマディマスターのエネルギーによって、そのヤギャが成功するといわれています。
ブラフマンの方々が神様に作って捧げ、お祈りをする時は一日中食べません。
ヤギャの最後にそれをみんなでいただいて食べるのですが、それをプラサード(神へ捧げたお供え物)と言います。
神様のブレッシング(祝福)が入っているので、とても元気になるのです。
修行のための食事とは

仏陀はミルクを入れてご飯をお粥にしたミルク粥を食べましたが、すごく美味しいのですよ。
ヒマラヤにいた時は修行をしていたので、あまり普通の食事をしませんでした。
深く神と一体になっていく準備として、色々な食べ物を食べないようになっていたのですね。
今は皆さんをお救いするのにしっかり食べなくてはいけないので、いただいています。
うちの道場では、1週間みんながうちのものを食べていると、血が綺麗になり、体質が変わるのです。
もちろん瞑想で心が変わりますが、そういう食べ方でも体質が変わっていきます。
今までよりも味が薄かったりシンプルな食事にはなると思います。
バランスよく野菜中心、豆類中心の食べ物になっています。
私も基本的にはそういう食べ物です。
お酒は飲めないので、飲酒の習慣も変わってきます。
食事も瞑想である

心も綺麗になって、平和になって、才能が目覚める。
全部の細胞が生理的にも心理的にも良くなっていくのです。
食事を通しても皆さんが変容して、生まれ変わっていきます。
食事も瞑想になっているのですね。
是非体験していただいて、それをきっかけに人生が輝いていきます。
よろしくお願いいたします。
〜ヨグマタ相川圭子 公式Youtube(2026.10.3放送分)より
執筆者:ヨグマタ相川圭子
10代の頃からヨガや瞑想、健康法に興味を持ち実践。単⾝ヒマラヤに渡り、悟りへの道である本格的なヨガの修⾏を⾏い、ヨガ・瞑想の究極のステージ「サマディ」に到達する。 過去3回にわたり、国連でスピーチ・瞑想指導を行う。日本でも講演会、各種研修を開催。著書は累計100万部を突破し、作家としても活躍している。

