ヒマラヤ秘教用語解説

アストラル体

アストラル体とは、体の中にあり、心を包んでいる精妙なエネルギー体のことです。

私たちの体の内側には、肉体を超えた目に見えない体、アストラル体があり、そこには心のさまざまな記憶、潜在意識などがあります。

体は小宇宙であり、7つのクオリティの違う体のエネルギーのセンターが背骨のところにあります。

7つの種類のエネルギーの体は、下から上に、

  • 土の体
  • 水の体
  • 火の体
  • 風の体
  • 空の体

であり、さらにその上に、

  • 音の体
  • 光の体

があります。

火の体と、それがさらに変容した風の体があり、アストラル体があります。そのなかに心があるのです。

さらにその上の高い波動の見えない体は、コザール体であり、そこに魂があります。

コザール体のなかには、空の体、音の体、光の体があります。

それぞれの体を違う聖なる波動で浄め、心を超えてサマディに達し、セルフ(魂)になります。

それを、セルフリアライゼーションといいます。

アストラル体にカルマ(業)が蓄積される

カルマとは、日本語では「業」といわれ、行為とその体験の記憶のことをいいます。

記憶はアストラル体の中の心の奥深くに刻まれます。

この記憶と行為のすべてがカルマです。

カルマから欲望が生まれ、行為となり、その行為がアストラル体に刻まれます。

人は、人生でさまざまな体験をし、それが心の家であり潜在意識のあるアストラル体に記憶されていきます。

心の欲望に翻弄されていたり、体験を通じて悔しい思いなどを抱え込んだりすると、それがゴミのようにたまってしまい、心を包むアストラル体が重くなってしまいます。

アストラル体の記憶を浄化して純粋にする

アストラル体のクオリティが浄まっていて純粋なら、死後、天国に行くことができますが、重かったり、激しかったり、質が悪かったり、汚れていたりすると、地獄に落ちてしまうのです。

重いエネルギーの心は苦しむ体をつくって、責め苦に遭わせるといわれます。

しかし、私たちが生きてきた本当の目的は、自分を解放するためであり、自由な人になるためなのです。

自己という存在を悟るために生まれてきたのです。

アストラル体の記憶を浄化して、本質の自分に還っていくことが人生の目的なのです。

このことを発見したのがヒマラヤの聖者なのです。

生きて体があるときにヒマラヤ秘教の修行をすると、純粋な波動で心の記憶を浄化することができます。

すると、本質の智恵、神聖さが目覚めてくるのです。

神のような心、愛とか平和とか感謝といった本質のすばらしいクオリティこそが本来の自分であって、そこに戻っていくことができるのです。

形のあるものから形のないものになっていくという、人生の進化のプロセスで、永遠の存在に出会っていくのです。

ヒマラヤシッダー瞑想でアストラル体を浄めて不死になる

ヒマラヤ秘教のディクシャという高次元のエネルギーの伝授でカルマを浄化し、神につながることでアストラル体は天国につながり、そこに導かれるのです。

人は肉体があるときのみ修行ができます。

生きているうちに、カルマを浄化していくことが大切です。

そのような観点から、肉体はあたかも衣のようなものだといえます。

その衣を脱ぎ捨てて死に、ある期間を経て、修行するためにこの世に戻ってきます。

その壮大な循環の一地点であり、通過点であるのが死です。

修行である瞑想は、永遠の命をいただくために、覚醒して肉体を超える、不死の練習のようでもあります。

心を浄めると、すべてが覚醒して自然にイキイキしてきます。

どうぞ私のそばに来て、あなたの中にある、すべてを超えている純粋である神、ほんとうの自分、それを無条件に信頼し、そこに還るために瞑想してみてください。

そうすれば、あなたは深く安らぎ、幸せになり、パワフルになり、最高に魅力ある人になるとともに、よりよい人生を生きられるのです。

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