人類の可能性
今回は「人類の可能性」についてお話をさせていただきます。
私たちの体を「小宇宙」と考えて修行をしていくというのがヒマラヤ秘教の恩恵なんですね。
宇宙の叡智と、瞑想という錬金術
生物が生きていて、山や谷があり、この地球があり、太陽・月・惑星がある。
宇宙を作った存在は、この壮大な宇宙をどうやって作ったのでしょうか。
鳥はすごく姿勢が良くて、一本足で立てるんですよね。
人間はとてもじゃないけど一本足で立てないんですけれども、神様の力、超自然の力で、エネルギーの道が無駄なく、飛べるような形なのかなと思います。
逆に象は下半身に肉が付いていて、ドンと安定しています。
それぞれの土地にあった生態系で発達してるんですね。
今はすごくテクノロジーが発達してきました。
目の構造を研究してカメラが発展し、耳の機能を研究して電話や通信機能が発展していったと思うんですね。
あるいは鳥がどうして飛べるのかを研究して飛行機を作り出しました。
雷とか電気がどうやって発生するか、磁力線や電気とか、色々な物質を細かく分けて、原子力の力とか核融合とか核分裂とか、どんどん発達してきました。
分析せず、源と一体になるのが瞑想
瞑想とは、神様になっていく、その宇宙を作り出した根源の存在と一体になっていくことです。
普通、瞑想と言うと、リラックスして心と体を休めて回復するという感じですよね。
しかしヒマラヤ秘教の恩恵というのは、錬金術のように変容を起こすものなのです。
例えば、鉄から不純物を取り除いて、純粋な鉄にするのには、7000度くらいの温度まで上げて、液体にして遠心分離機にかける。
すると、比重によってゴミと純粋なものとが振り分けられるわけですね。
氷は温度が高まると液体になり、それぞれ個の存在だったものが水になって、一つになって溶け合います。
それをさらに100度まで温めると、今度は変容して水蒸気になり、分子が外れたりして形が変わっていくんです。
瞑想もそのように、私たちの肉体の形を変えて、執着などの汚れを溶かし、純粋にしていくプロセスなんですね。
私たちの中に、土・水・火・風・空のエネルギーがある。そして音と光がある。
こういう宇宙の素材でできていて、これを錬金術で変容させていくのが瞑想の修行です。
そして神と一体になり、源に還り、涅槃に入る。
究極のサマディはそういう修行なんですね。
内なる力を覚醒する
私たちの体の中では、細胞が生まれては死滅し、生と死を繰り返しています。
インドの哲学では、生まれる時のエネルギーをブラフマ、生き続ける愛のエネルギーをヴィシュヌ、形のあるものが死滅してなくなるエネルギーをシヴァといいます。
材料をプラクリティ（物質を作る根源の存在）と言い、大元の作り出す力をプルシャと言います。
瞑想では物質さえも超えて、そういうものに到達していきます。
皆さんが自分で修行をして、あるいはマスターから良いエネルギーをいただいて、品格の良い人になっていきます。
世の中では、外から取り入れて補うということをやっています。
例えば、ビタミンを外から補うとか、若返りの薬を外から補うわけです。
しかしそれでは自分の力は目覚めないんです。
不滅の存在に繋がっていくと、自分の力を目覚めさせる可能性が出てくるんですね。
変容し20歳若返るヒマラヤ秘教の合宿
ヒマラヤ秘教の恩恵は、鎮めるのではなく、目覚めさせて、積極的にゴミを溶かして、捨てて、潜在能力を目覚めさせます。
クンダリーニなど色々なエネルギーのセンターがあり、そういうところが目覚めていくと、頭が良くなったり、愛が出て思いやりのある人になる。
あるいは生命エネルギーが高くなって、免疫力が高くなって、病気に打ち勝ちます。
瞑想の力によって、いらないものが溶けて、必要なものが目覚めて、エネルギーの消耗が少なくなり、充電されて、色々なところが修復され元気になる。
中から湧き上がる回路を目覚めさせていきます。
私たちがいただいたこの体と心には素晴らしい神秘の力が眠ってるんですね。
ヨグマタのところにいらしたら一週間の合宿で20歳若返らせてあげますので。
あなたがどこも傷つくことなく、輝いていきます。
脳細胞も良くなるし、内臓の細胞も良くなるし、目も耳の細胞も良くなって、総合的に良くなるということなんですね。
この先どういう未来になるかは分かりません。
科学は発達しますが、まだまだこの神の力に勝つことはできないんですね。
それを今紹介してますので、ぜひ皆さん体験して、素晴らしい人生を送っていただきたいと思います。
〜ヨグマタ相川圭子 公式Youtube（2025.12.6放送分）より
▼ヒマラヤシッダー瞑想をさらに深く知りたい方はこちら！
執筆者：ヨグマタ相川圭子
10代の頃からヨガや瞑想、健康法に興味を持ち実践。単⾝ヒマラヤに渡り、悟りへの道である本格的なヨガの修⾏を⾏い、ヨガ・瞑想の究極のステージ「サマディ」に到達する。 過去3回にわたり、国連でスピーチ・瞑想指導を行う。日本でも講演会、各種研修を開催。著書は累計100万部を突破し、作家としても活躍している。
