【プラーナとは】生命を動かす見えないエネルギーの秘密をヒマラヤ大聖者が解き明かす。

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プラーナとは何か

今日は「プラーナ」についてお話をさせていただきます。

ヨガの哲学ではプラーナという生命エネルギーが私たちの体の中にあって、全てそういった生命エネルギーによって生かされています。

死んだ時は呼吸が止まるので、呼吸の中に生かしめている存在があると考えられているわけですね。

気功」というのも、呼吸をしなくても気を回す、エネルギーを循環させるような動作があります。

川の流れのように、血液や体液などが流れているエネルギーの道として、7万2千の道があり、血管や神経といった流れの道が体中に張り巡らされていて、それが働いて、酸素やプラーナが消耗されて、末端まで元気になります。

プラーナの働き

アパーナ気」には”下に下げる働き”があり、それが正しく機能しないとお腹の調子が悪かったりします。

おへその辺りを司っているプラーナは、火のエネルギーが加わった「サマーナ気」で、消化を司っているエネルギーです。

胸のところには息を吸ってプラーナを取り込み出ていくという一番肝心な働きがあり、「プラーナ気」と言います。

頭のところには”持ち上げる働き”があり、その軽いエネルギーを「ウダーナ気」と言います。

それが働いてないと姿勢もうなだれたりします。

それらのどれも活性化されて正しく働いていくことが必要です。

そして全体を巡る気を、「ヴィヤーナ気」と言うんですね。

それをヨギ(ヨガをする人)はすごく扱うことができて、どこかのエネルギーを強くして、全部飲み込んでしまうということもあって、それと一体になる。

プラーナの奥に愛のエネルギーがあり愛を発達させるとか、頭のヴィヤーナ気を強くすることで重力に勝てるようになると、何時間でも座っていられるようになります。

体が重いと足が痺れてしまったり、修行するのに肉体の重さをものすごく感じてしまいます。

物質的な要素がたくさんあると、そこでエネルギーが滞って体が痺れたり、血の巡りが悪かったりします。

そういった全てのブロックがなく、エネルギーが循環していくために、色々準備をして全部に充満して、それをコントロールして死を超える修行をして全てを制覇する。

これがヒマラヤ聖者の秘法なんです。

呼吸と心の関係

皆さんは普通に呼吸をして酸素を取り入れて、時々は深く呼吸をしますね。

意識的にも呼吸ができますが、無意識にも呼吸をしています。

それは自律神経の働きによって、寝ている時も心が休んでいる時も自然に呼吸をしているわけです。

その呼吸に皆さんの心の状態が反映されているんですね。

怒った呼吸とか、乱れた呼吸とか、つまらない呼吸とか、色々な気の状態が、そこに現れています。

リズミカルに呼吸することで心をコントロールするということもできるんですね。

腹式呼吸をすると横隔膜の方まで動いて、たくさんの酸素を取り入れて、あるいはプラーナを取り入れて、そして体が元気になったりします。

それだけでなく、早く浄化する浄化呼吸とか、頭を輝かせる呼吸とか色々な呼吸法があるんですね。

普通はみんな浅い呼吸をしていますが、時々深い呼吸をして、生理的に酸素を取り入れたり、プラーナを取り入れて細胞のレベルを活性化したり、心理的にも平和な呼吸をすることによって心が平和になります。

ヒマラヤの聖者は、その呼吸を強くして、カルマを燃やすことによって潜在意識にアクセスできるんですね。

悟りへの道を進んでいく、真理への道を進んでいく、健康への道を進んでいくのに、それを熟知した先生について学んでいただきたいなというのがあります。

プラーナの体感と瞑想の実践

サトル(微細)なエネルギーとか、精妙なエネルギーとか、粗いエネルギーとか、呼吸がどこに入っているかとか、そういうのはすごく訓練をしていかないと分かりません。

呼吸の入る道というのが7万2千もあるんですけれども、その中で重要なのはピンガラの道(陽の道)と、イダーの道(陰の道)で、それが動いていて生かされているんですけれども、それを超えていくことで、さらに無限の存在に近づいていくんですね。

生きている時は体が変化して動いていて、ポジティブに行ったりネガティブに行ったり、それで生かされているんですけれども、それがワンネスになって平和になると、呼吸もしないような状態になってくるんですね。

怒った時はものすごく消耗して、その後ガーッと疲れて、プラーナが消耗してなくなる、エネルギーがなくなるということだと思うんですけどね。

平和な時はバッテリーが充電するように、すごく呼吸が浅いんですけれども力強くなって、そこから現在意識に戻るとすごく充電されて、脳も全部クリアになって、全部お掃除されてリフレッシュします。

一回深い休みをいただくと、また考えられるようになります。

考えすぎてしまうと頭も回らなくなったり、錯覚を起こしたり、判断力が鈍ったりしますが、リラックスすると回復して、全部充電されて、再生機能が働きます。

神様が与えた再生の力

バランスの取れたところに戻す力を神様が与えてくださっていて、休んでいる時はそこに働きが行って、全て整えようとします。

勉強など、何かしている時は、そこにエネルギーが注がれています。

そして休息している時は調和の取れたところに戻そうとします。

本来の使ってない無垢な時の状態、生まれたてのような状態に戻って再生されます。

だからそこはプラーナが満ちている、充電しているということなんですね。

普段はストレスが満ちているところが、プラーナによって溶かされる

呼吸することでプラーナが取り込まれて、自分の中にもプラーナがあるので、他の方に使わなくて、それがどんどん充電されていく感じですね。

プラーナが満ちていくというのは、私は温かくなっていく感覚もあると思うんですね。

溶けて、エネルギーが活性化されて、柔らかいエネルギー、それが温かい。

頭を使いすぎたりすると手足が冷たくなることもありますが、手足までも血の循環が良くなってエネルギーが満ちる。

それはプラーナが満ちるという風に考えてもいいと思うんですね。

瞑想をどんどん習得していくことによって、プラーナの満ち具合は変わっていきます。

バッテリーがチャージしたように、全部のストレスが取れて生まれ変わります

サマディみたいな感じになるんですね。

深い熟睡をした後は元気になるじゃないですか。

そういうのにちょっと似ているところはあるかもしれないですね。

瞑想の「何もしない」とは

ストレスや疲れとか、負のエネルギーが少ないほど、プラーナというエネルギーは体に満たされやすくなります。

だからみんなストレスを感じないように訓練をしないと。

何もしていないのに消耗してしまう人もいますね。

何もしていないんだけど心が心配しているとか、先のことをプランしているとか、なんか悪いことを想像しているとか、心配があるとぐったりしてしまう人もいるわけですよね、何もしていないのに。

むしろ無心になって仕事をしている方が、仕事した分の消耗はあるんですけれども、ストレスフルな感じではないと思います。

何もしなくて心配ばかりしていたり、しないことを後悔していたり、それは瞑想の「何もしない」とはまた違います。

瞑想は整えて「今にいる」ということで、見ているという、自分の意識が観察しているところにいるんですね。

ただ悩んで何もしないというのは、混乱の方にどんどん行っているわけですよ。

混乱がどんどんストレスを生み出して、ストレスが増殖しています。

ですから良いエネルギーをいただいて、整えて、根本から良くしていくと良いんですね。

 

〜ヨグマタ相川圭子 公式Youtube(2025.10.25放送分)より

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執筆者:ヨグマタ相川圭子

10代の頃からヨガや瞑想、健康法に興味を持ち実践。単⾝ヒマラヤに渡り、悟りへの道である本格的なヨガの修⾏を⾏い、ヨガ・瞑想の究極のステージ「サマディ」に到達する。 過去3回にわたり、国連でスピーチ・瞑想指導を行う。日本でも講演会、各種研修を開催。著書は累計100万部を突破し、作家としても活躍している。

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