【無とは何か?】明鏡止水の境地に繋がる瞑想法をヒマラヤ大聖者が語る

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明鏡止水になる「無」とは

今日は「」についてお話しさせていただきます。

心が平和になるということで、「明鏡止水」という言葉を聞いたことがあると思います。

水が溜まっているところに石を投げると、波紋が広がって波が立ちますが、その波が静まると透明になって、汚れが沈んで底まで見えますよね。

心もまた波立っているような感じで、そのような何の動きがない状態を「無」と言います。

心が動いていると波が立って、心が曇っている。

私たちの奥に光の存在「魂」があり、光っているんですね。

心が静かになって、動きが止まるとエネルギーがゼロになる

普段は怒りのエネルギー、心配のエネルギー、考えるエネルギーとか、先のことや過去のことを考えて、いろいろなスイッチが入り波立って、エネルギーが錯綜しているんです。

そういうもので曇っていて、奥にある光が見えないのです。

波立つ心を鎮める瞑想

その光が出てくると全体が明るくなって全部が明らかになる

暗闇で濁っていて、なおかつ波立っているのが「心」なんです。

その汚れを細かい網の目で掬い取るように、それを鎮めていくのが瞑想です。

どこからその汚れが湧いてくるのか。

根元のところに怒りの体験があって、何かを見てスイッチが入ると、羨ましい気持ちや欲望が湧いてきたり、それが手に入らないとイライラしたりする。

手に入ってもそのときだけ少し満足するけど、また何か違うものを見たときに羨ましいとか悔しい気持ち、落ち着かない気持ちになる。

何か落ち着くものを見ればいいんですが、誰か人を見て「勉強が足りないな」と思ったら焦りが出て、心が比較するんですね。

怒ることで自分を守ったり、イライラすることで心を落ち着かせたりと、全部が「自己防衛」する機能なんですね。

褒めてもらうとうれしいとか、何かを得たときは平和なんです。

でも、どうやったら一番平和になるかをヒマラヤ聖者は発見したんです。

空っぽになると必要なものが湧き出る

理解するということは、すごく落ち着くんですね。

好きになる」ということも落ち着くんですが、逆に嫌いになると緊張してね。

だから「ポジティブになる」という方法もあります。

だからみんなは勉強をして理解して落ち着く

知らないところに行ったらものすごく不安になるけど、地図を持ったりガイドの本を持つと安心する。

友達に会ったときに、馬鹿にされないようにいろいろな知識の武器を持ったり、自分が強くなると落ち着く

でも強くても内側は寂しかったり、エネルギーを消耗して疲れ、虚勢を張ったりしてるんですね。

どうやったら平和な心になり、落ち着いて幸せになれるのか。

そういうことを探求して、みんなは「物を持つ」とか「いろいろと買う」などで、幸せになっているようですが、物を整理整頓していらない物を捨てるとか、部屋が綺麗なほうが心は落ち着くんですね。

自分の中に雑多に情報を集めすぎてしまって、いざ何か必要なときにどこの引き出しに入っているか分からなくて出せない。

だから、今度は自分の中を清潔にする

一回空っぽになって整理整頓して入れ直すと、必要なときに必要なアイディアが出るんです。

内側を整理する力が瞑想にあるんですね。

内側を綺麗にする〜再起動してゼロにする〜

徹底的に綺麗にして、「無」になってゼロにする

私もコンピュータを遅まきながら使うようになって、ページを開きすぎたり、いらない物をゴミ箱に捨てないと混乱してしまうので整理整頓をして、再起動してゼロにするんですね。

微電流がずっと流れているからスイッチをオフにする。

本当に綺麗にしてシャットダウンするのが「サマディ(涅槃)」だと思います。

みんなはいろいろ必要なことをやっているんですけど、常にお掃除をしながらやる。

綺麗にして良いエネルギーが流れていくように、日々、瞑想をして空っぽになる

あまり出しすぎると、みんなはストレスがあるからブロックしちゃうんですね。

そこに電流が流れなくて、良い気が流れなくなるので、そこを愛・感謝で癒す

感謝をする」んです。

不平不満を言って「あれやこれが得られない」「疲れた」とかネガティブな心を持っていると同じ否定的なエネルギーを呼び込むことになるんですね。

自分が暗いエネルギーを持っていると暗いものを引き寄せるけど、自分が輝いているとそれを弾け飛ばせるんです。

ヒマラヤ秘法瞑想で明鏡止水になる

それには「まだ暗いけど良い光につながっている」というのが、瞑想の秘法なんです。

まだ浄化しきれていないけど良いエネルギーにつかまっている。

綺麗になって「無念無想」になるにはまだ時間がかかると思いますが、「つかまらせていただける」ことがありがたいんですよ。

ヒマラヤの恩恵は最速で綺麗にみなさんの雑念を積極的に焼いて、溶かしてしまう

それで全部が空(くう)になる、無念無想になる。

ビールの泡のように思考が浮かんでは消えて、そういうのがなくなって明鏡止水になる。

なかなかそうなれないんですが。

ただ座るというのも「只管打坐(しかんたざ)」という言葉があります。

昔のように新聞もテレビもYouTubeも何も情報がない時代だと、ただ座って鳥の鳴き声や自然の川のせせらぎが聞こえるとか、自然と一体になって優雅なときを過ごせたんですね。

しかし、喧騒の中でやろうとすると友達から誘いがきたり、テレビからおいしそうなコマーシャルが流れてきたり、誘惑がいろいろとあり、感覚が引き寄せられてしまう。

そういうものをシャットダウンして良いエネルギーにつながると、全部そこから距離を置いて、自分の源の存在と一体になっていく。

だから私は喧騒の中でもどこに居ても原稿を書けるんですよ。

心を超えて時間と空間を超えていく

「無」になりきるのが悟りです。

自分がその存在になりきる。

元々はナッシングネスで何もなくて、身体・心を浄めて心の執着がなくなって、何も浮かんでこない「無」になる。

さらに心を超えていって、時間と空間を超えていく

どこにいるかも分からない、場所も全部ワンネスになる

その源と一体になっていく、本当の自分に還ってそれを知って実感していく、それを「悟り」と言うんです。

「無」もどの程度の「無」なのかということなんです。

まだ浮かんでこない「無」なのか、全部綺麗になった「無」なのか。

どういう修行でそうなったのかが大切です。

何のメリットがあるかというと、とらわれない人になって楽になって、何でもクリエイティブにできる

願いが叶うんです

 

〜ヨグマタ相川圭子 公式Youtube(2025.9.27放送分)より

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執筆者:ヨグマタ相川圭子

10代の頃からヨガや瞑想、健康法に興味を持ち実践。単⾝ヒマラヤに渡り、悟りへの道である本格的なヨガの修⾏を⾏い、ヨガ・瞑想の究極のステージ「サマディ」に到達する。 過去3回にわたり、国連でスピーチ・瞑想指導を行う。日本でも講演会、各種研修を開催。著書は累計100万部を突破し、作家としても活躍している。

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