バランスが崩れると病気になる
今日は「病気が伝える魂からのメッセージ」ということでお話をさせていただきます。
病気は、過去生の深いところや遺伝的なもの、仕事の無理や人間関係の複雑さ等で、病気になる環境が整ったりして発症することがあります。
普通に生活をしていても、みんなさんは気を遣ったり、感情的な乱れ、身体の疲労、仕事による歪みが発生し、いろいろな部分でバランスが取れていないんですね。
また、癌になる種(癌細胞)があって、免疫が低くなったときにそういうものが増殖したりするんです。
だから免疫力を高めていくよう、みなさんが魂に「意識」を向けて、「愛」を向けて、そこからのパワーをいただくと良いんですね。
でもエゴで魂が曇ってしまうとそこからパワーを引き出すことができないので、パワーを全部食い潰してしまう。
疲れたりすると免疫力が低くなって病気になったりするわけです。
病気にはカルマが現れている
どこにスイッチが入っているかで、循環器系の病気になる人もいれば、内臓の肺や腎臓、皮膚病や神経の病気になる人もいますね。
過去生からの身体の使い方、心の使い方とか、遺伝的な組織の質を親から引き継いでいます。
それにストレスが加わると老廃物が溜まっていったり、スイッチが入りすぎてやたら頭や内臓を使い過ぎたり、姿勢が悪かったりでリラックスできない。
どこにどういうふうに発症するかはその人の「カルマ(日本語では「業」といわれ、行為とその体験の記憶のこと)」によって違います。
私たちはエネルギー体なので、カルマを浄めて浄化していくことも必要なんですね。
八百万のエネルギーがそれぞれ働いているので、それが濁っていたり、活動的だったり、純粋だったり、すごく粘着質だったり、風のエネルギーが強かったりするわけです。
それを積極的に瞑想や呼吸法にマントラを唱えたりして調和を取っていくと良いんですね。
全てを安らがせてバランスを取って源につながって充電させていく。
全て調和が図られて、頭も休んだり、肺も骨盤もお腹も休んだりしてね。
活性化させて、休む。
活性化したらお掃除を積極的にするんですね。
瞑想で根源とつながって癒される
みなさんは歩いて、それで休む。
太陽の光を浴びて夜は月の光を浴びて、自然の法則で生かされている。
ネガティブな心になると、どんどん頭が重くなってエネルギーが不活性になってダウンしてしまう。
太陽のエネルギーが当たって、もっと感謝とか愛の心になっていくと血液循環も良くなるんですね。
心臓からどういう力で血液が上がってくるのか、太陽のエネルギーが引き上げて循環しているんです。
心があっちこっちへ行ったりしてエネルギーを引っ張っているのですが、夜寝たときは心が引っ張られないから、今にいて夜に修復しているんですね。
夜に自律神経が働いて昼間は交感神経が働いて、マインドの興味のあるほうに集中して仕事をしているんです。
そのときはそんなに内臓も活性化されていないので、夜のほうが修復作業をしているんです。
ヒマラヤ秘教でストレスを浄化する
ヒマラヤ秘教の瞑想は積極的にストレスを燃やして、浄化してさらに根源に引っ張っていくんですね。
源の神の領域で全てを作り出す創造のエネルギーと創造の意識がある。
そういう純粋意識に戻っていくと充電して癒されて全部リセットされていくんですね。
どこかにエネルギーが流れていると、そこは活性化しているけど部分部分の枝葉のところで、こちらに電気が点いてあちらにも電気が点いてみたいな感じで、消耗していくんですね。
それを全部、源に持ってきて、そこで光になって、休んでいるところを全部癒していく。
それが瞑想で起きている「癒し」なんですよ。
それで病気が全部良くなる。
ヒマラヤ聖者が橋になってブレッシング(祝福)をすると、アヌグラハ(神の恩寵のエネルギー)の恩恵で全部の細胞がよみがえるような働きになるんですね。
心もネガティブなものが全部消えて、純粋になって「ただうれしい」みたいな喜びの心になっていく。
そうすると全部癒されていく。
いろいろな病気があるんですが、その病気に対して、例えば「ここが不活性だから活性化する薬を飲む」とすると、それは自分の力ではないから自分の力で製造しなくてはいけない。
全部を休めて修復するというのが、ヒマラヤ秘教の根源から変わっていくという癒しなんですね。
命の源泉からエネルギーをいただく
「命の源泉」が源にあって、「生命エネルギー」や「愛」があります。
「愛」というのはすごく癒すんですね。
憎しんだりしていると細胞が縮んでホルモンも食い潰して、どんどんストレスになるんです。
無限の愛だったら緩んで、全部の生命エネルギーが全体に回って細胞が活性化します。
宇宙を創り出す存在、創造の源と一体になっていくのが瞑想です。
無限のパワーがあり、そこと一体になってエネルギーを充電するので全ての病気に効くんですね。
心があちこち動くとすごく疲れて消耗するけど、心で何も考えないで無心になったら疲れません。
そういう状態になっていくのが「ヒマラヤシッダー瞑想」なんです。
永遠不滅の存在と一体となって、充電されて生まれ変わるんですね。
今は巷では健康ブームというか、健康グッズがあり過ぎて、そういうのもやっていいんですけど、運動器具を買っても三日坊主みたいになって続きません。
良い食べ物を食べることも、深い知恵からやっていくと続くんですが、表面的にやるとかえって研究過多で「これも食べたい あれも食べたい」って全部スイッチが入ってしまいます。
だから源から治して、源から必要なものを摂取するというふうになるほうがいいですね。

執筆者:ヨグマタ相川圭子
10代の頃からヨガや瞑想、健康法に興味を持ち実践。単⾝ヒマラヤに渡り、悟りへの道である本格的なヨガの修⾏を⾏い、ヨガ・瞑想の究極のステージ「サマディ」に到達する。 過去3回にわたり、国連でスピーチ・瞑想指導を行う。日本でも講演会、各種研修を開催。著書は累計100万部を突破し、作家としても活躍している。