講話録

ヨガの教え・八支則のダラーナ(精神統一)とは?

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ヨガの八支則の教えの中で、ダラーナ(集中・精神統一)について教えてください。

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ヨガという言葉は「結ぶ」という意味で、宇宙の源に結びつけるという意味があるんです。

私たちは、源から離れてしまって、自分は心や体だと思って、欲望に翻弄されて生きているんですね。

体は、お腹空いたら食べたりとか、体を成長させるために、色々と取り入れていて、取り入れられないと苦しくなったり、悲しくなったり。

心は、色々な欲望で散らかっていて、心配の方に繫がったり、あるいは何かプランしたりと、常にあちこちに動き回って落ち着かず、疲れてしまうんですね。

何かに自分を「結び付ける」という練習をしないと、心が平和にならないんです。

ですから「今にいる」ということをしていく。

それが平和であり、ヨガの目的なんですね。

心の奥に、心や体を生かしめてる存在があることに気づいていく。

その存在の命の働き、それをともいうんですけれども。

魂は何が欲しいのかというと「本当の自分に還りたい」っていうことなんですよ。

それは、再び魂の源、神と結び直すということ。

私たちのこの体というものは、小宇宙なんです。

体を統一して、心を統一して、精神を統一して、源の神を信じることに集中することで、そこからパワーをいただける。

例えば、人間関係は、相手を信頼した時に、向こうからも優しさが来るし、自分からも優しさを与えるという相互に良い関係になる。

同じように、源からパワーをいただいたり、愛をいただくのには、源の存在を信頼する必要があるんですね。

私たちがもっと調和し、平和になって、自分を豊かにしていくのには、源の存在に精神を統一する練習をして、命の働きに繫がっていくわけです。

そこに統一しきっていくと、順に静寂になって、瞑想になっていくんですね。

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