講話録

「ヨガ」とは、そもそも何ですか?

speaker

6月21日は国際ヨガデーでしたが、ヨガとはそもそも何なのでしょうか。

speaker

皆さん、体操がヨガと思ってしまうわけですけども、ヨガは宇宙の法則とか調和、結ぶという意味があるんですね。

全てのものは結ばれて、最終的な調和には、神と一体になる調和があるわけです。

だから、ヨガは本来、もっと壮大な営みなんですね。

深い瞑想、サマディによって、そういうことが分かるわけです。

宇宙はどういうふうになってるのか、どこから生まれてきたのか、どういう仕組みなのか。

ヨガはバランスを取るということで、スポーツとは違って競争心を満足させることはないんですけど、平和になる。

心のバランスをとる、それは、例えば憎しみより愛を選択するとか、疑いより信頼を選択するとか、エネルギーが安定する方を選択する。

そういう心の使い方をするんですね。

一番安定した平和な状態は、心が本当に働かないで、平和で、愛で満ちているような状態なんですね。

でも、内側のバランスをとっていくのに、自分の内側は目に見えないじゃないですか。

内側に、例えばエネルギーのシコリがあったり、塊があったり、何か取り憑いていることがあるわけです。

恐怖におののいてるとか、何か病的になって、やたらそれだけにこだわっていたり。

磁石のように取り憑いて、執着が取れない、離れないわけですよ。

それを平和にしなくてはいけない。

それをどうやって浄めていくか、正しいガイドをいただいてやった方が良いっていうことなんですよね。

それを浄めるのがヨガであり、瞑想もその一つなんです。

身体を動かして浄めるっていう方法もあるんですけれど、心まで浄まらないというか。

意地悪な心を良い心にするとか、心配の心を平和な心にするとか、どうやってその心を変えていくのか。

身体と心と魂をトータルにバランスをとっていくこと。

その見えない部分も整えるのが、ヒマラヤ秘教の教え、完全なるヨガなんですね。

この国際ヨガデーをきっかけに、真のヨガにぜひ目覚めていただきたいなって思いますね。

speaker

ありがとうございました。

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