講話録

「恨み」や「許せない」気持ちを手放すには、どうすればよいですか?

speaker

どうしても許せない、恨みを手放せない人がいるのですが、どうすればこの感情を手放せるでしょうか。

speaker

人を変えようとする前に、まず自分が変わらないとね。

自分の思うようにならない苦しい状況を、人のせいにすると、自分の気持ちがちょっと楽になるというのは、あると思うんですけど。

でも、人のせいにしたら「その人が変わらないと、自分も変えられない」っていうことになってしまう。

かといって、その人に「ここが悪いから、変えてください」って言っても、人はなかなか、変えられないわけです。

だから、自分を変えるしかないんです。

自分がずっと否定的な感情を持って恨んでいると、相手の人の具合が悪くなってしまうかもしれないし、周りの空気も悪くなって、自分もストレスでやられちゃう。

それよりも、「学びをいただいてるんだな」っていうふうに切り替えて、そういうエネルギーはさっと超えていった方がいいわけです。

みんな、いろいろ小さいことにこだわって、許せないとか。

深い恨みほどじゃなくても、「人の間違いを許さない」とかあるでしょう。

そういうのも自分が変わって、人に要求しないで、自分が愛の人になっていく。

恨んでいても、時間がもったいないし、疲れちゃうじゃないですか。

だから、恨むんじゃなくて、その時間を自分からいい行動をして、皆が喜ぶことをする。

そういう姿を見て、その人も変わってくるかもしれない。

恨みが出てきたら、それを引き出してくれた人に感謝して、「ああ、まだ、自分の中にそういうものがあるんだな」「まだ自分を高める事が出来るんだな」っていうことですよ。

瞑想するようになると、自分はいったい誰であるのか、自分の中にいったい何があるのかということに気づいていって、不必要なものは手放すことができるんですね。

それで手放した先に、最終的に源に繋がっていく。

それが本当の意味での「進化」なんですね。

普通、自分を変えられないんですけど、ヒマラヤの恩恵は、本当に見えないところを変えていくことができる。

それを私が今皆さんに、教えていることなんですね。

speaker

ありがとうございました。

この記事をシェアする

  • Twiiter
  • Line
ご興味のある方は、まずは無料説明会へご参加ください
お電話でのお問い合わせ

03-4405-1312(平日10時-20時)

こちらのページもご覧ください