やりたい仕事がない人が、今すぐ実行すべき「ただ1つのこと」
2020.6.24
仕事も人生も、時代と共に変化する
今の仕事は自分に合っているのか分からない。
やりたい仕事が見つからない。
いい仕事が見つからない…
そのように、常に疑問をもちながら働く人がいます。
好きでもない仕事を、生活のためにしている。
そんな本意ではない状況で、仕事をしている人もいるかもしれません。
いつしか自分に合った仕事につくのをあきらめてしまい、仕方なく今の仕事を続けている人もいるでしょう。
一方で、いくら才能があり、好きなことであっても、仕事であれば、それなりの成果を出さなければなりません。
常に仕事で成果を上げ続けることは大変です。
絶えず努力し、工夫をしていかないと、よい状況を維持することはできません。
もし、いい仕事についていても、時代とともに変化し、その業界自体が廃れていって、仕事を失うこともあります。
会社や職場のなかで、ポジションが変わることもあれば、働く場所が変わることもあります。
あるいは、欲しいものはすべて手に入れたけれども、何かが内側から満たされない、そう思っている人もいるかもしれません。
どうしたら運命を変えられるのでしょうか。
仕事や生きがい、心の幸せは変化する
仕事の成功、生きがい、貯金、理想の伴侶、豪華な食事…。
私たちは心の幸せを得るためにさまざまな望みを持ち、それを手に入れたいと懸命になります。
しかし、手に入れても、それは永遠ではありません。
誰しも心は変化し、また得たもの、対象も変化するのです。
たとえば、誰もが知っている業績の良い会社に就職しても、時代と共に人の心や好みが変わり、売れていたものが売れなくなり、やがて業績が変化することもあるでしょう。
そんな中で不安を感じたり、転職を考えたりするかもしれません。
また会社の方針が変わって仕事が変わったり、会社の整理があり、リストラされるかもしれません。
何があるか、それはわからないのです。
ある人が、才能があり素晴らしい研究を成し遂げたり、また、スポーツで優勝したとしても、その力が永遠に続くわけではなく、必ず衰えがきます。
また新しい才能や世代が登場し、成果や記録はどんどん塗り替えられていくのです。
そこに執着していると、苦しくなるのです。
何かを得た喜びは一瞬でずっと続かず、やがて、怒りや恐怖、苦しみの感情に変化していくこともあります。
やりたい仕事がない原因:「執着する心」に縛られていませんか?
生きるうえで、このような仕事の悩みは尽きません。
特に、向上心がある方ほど、仕事に悩んでいる印象を受けます。
実は、大概そうした苦しみの原因は、「執着する心」にあります。
仕事では、「こだわり」を持つことで、いいものを作れるのも事実ですが、それがセルフィッシュ(利己的)な欲望への執着であると、やがて疲れてしまうのです。
そうした欲望からのこだわりを「執着」といいます。
あなたの中にも、自分のいる会社や、仕事のやり方、ポジション、上司からの評価などに対して、様々なこだわり、執着はないでしょうか。
自分の心を見つめていくと、自分の心の欲望、執着によって、自分自身を苦しめていることに気が付くでしょう。
心は次から次へと、欲望に従って満足を求め続け、きりがありません。
そして、欲望にしたがって、いろいろなものと闘っていくうちに、次第にストレスを溜め、エネルギーが枯渇してしまうのです。
目の前の仕事を、感謝と無心で取り組む
しかし、あなたが正しい心の使い方、正しい意識の持ち方をしていれば、悪い方向に行くことはありません。
仕事に悩んでいる人がやるべきことは、実はひとつです。
それは「今、目の前にあることを一生懸命やる」ということです。
それは、今を生きることにつながります。
あなたが直面している今の仕事は、実は、これまで積んだカルマ(行為の結果)が現象となって起こったものです。
それは悩みとして現れても、自分が無意識で選択をしてきた行為の結果なのです。
ですから、まずは目の前のことに感謝して、無心で精一杯取り組みましょう。
たとえ人が嫌がる仕事でも、真摯に向き合いましょう。
そうすれば、あなたが頭であれこれ考えなくても、自然と道は開けます。
あなたにとって必要な良いほうに向かうでしょう。
仕事も集中して行えば、全てが学びになる
仕事にしても、どんなことも集中して行うことで、そこに学びがあります。
今、与えられたことを一生懸命行うことで、すべてがあなたの肥やしとなり、経験を通して成長できるのです。
そして、自分に与えられたことに感謝して、無心でやることが、「自分を生きる」ための修行となります。
「この仕事は向いていない」「もっとほかに、自分が輝ける場所があるに違いない」と思うと、すぐに会社を辞めてしまう人もいるようですが、外に目を向ける前に、今置かれている環境を見てください。
あなたの目の前にはたくさんの学びのチャンス、そして創造性と、眠っている才能を働かせる余地があるはずです。
そして、あなたの心のこだわりが外れ、物事を客観的に見ることができるようになると、「働くこと」は「ねばならない」ではない、ということがわかってきます。
「いやだ」という気持ちが先立てば、それはストレスを感じさせるものになります。
ですから、反対に「おもしろい」、さらには「感謝します」という気持ちで行いましょう。
そのように、よい気持ちが先に立てば、それは疲れず、喜びを感じさせます。
すべてはあなたの見方、とらえ方次第なのです。
瞑想でポジティブなスイッチに切り替える
ですが、見方を変えるといっても、すでに仕事に対して「嫌だ」というスイッチが入っていると、意識を切り替えることは難しいでしょう。
こうした心の思い込みを外すのが、ヒマラヤシッダー瞑想です。
ヒマラヤシッダー瞑想は、あなたに自由な発想や、集中力をもたらしてくれます。
さらに、クリエイティブに物を作ったり、考えたり、楽しく仕事に対処できる力を与えてくれます。
心身が浄まって変容し、最高の叡智や愛や、パワーを生み出す人に、あなた自身がなっていくのです。
そして、瞑想によって、内側を浄め、深いところから整えることで、外に現れる現象が変わっていきます。
見方が変わるとともに、引き寄せるものが変わってくるからです。
内側の修行をして整えることは、何があっても揺らぐことのない自分になっていくための、大切な基礎になります。
あなたは、人間として意識を高め、進化した生き方へと、ステップアップできるのです。
執筆者:ヨグマタ相川圭子
10代の頃からヨガや瞑想、健康法に興味を持ち実践。単⾝ヒマラヤに渡り、悟りへの道である本格的なヨガの修⾏を⾏い、ヨガ・瞑想の究極のステージ「サマディ」に到達する。
過去3回にわたり、国連でスピーチ・瞑想指導を行う。日本でも講演会、各種研修を開催。著書は累計100万部を突破し、作家としても活躍している。
ヒマラヤシッダー瞑想に興味のある方へ
ヨグマタ相川圭子の指導するヒマラヤシッダー瞑想に興味がある方は、ぜひ一度、無料説明会「幸福への扉」へお越しください。
会場に参加するだけでも、ヨグマタの悟りのエネルギーによって、浄化が起き、心身がリフレッシュされます。
また実際にヒマラヤの教えを実践している会員に質問できる機会もあり、リアルな体験談を聞くこともできます。
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