世界が平和に包まれるために、私たちにできること
2022.3.10
日本は、過去の戦争から立ち直り、平和な日々が続いてきましたが、世界中にはまだまだ戦争があるところもあります。
相川先生は、戦争や平和についてどんなふうにお考えですか。
私も、終戦の年に生まれたんですよね。
それからだいぶ世の中も便利になって、モノが増えて、本当に豊かな状態になりましたけれども。
まだまだ世界を見渡すと、やはり国の利権とかで、争うことがあるわけですけれども。
それは、私たちの心の中の状態っていうのが、外に映し出されるんですよね。
だから私たちの心が、やはりこう不平不満でいっぱいになったりね、いろいろな感情でいっぱいになったり。
どうしたら、私たちの心を平和にして、そして周りと尊敬し合って、生きていかれるのかなって。
皆さんにも「平和の祈り」を常に心がけていただきたいわけですよね。
みんなの幸せを願うし、また亡くなった方の魂が安らぎますようにって、供養をしてね。
そういう平和のエネルギーが伝播していくことで、世の中から争いがなくなっていく。
そして、いい心を持っていく。
いろいろな人がいるので、いろんな気持ちになるんですけど、みんな一生懸命生きていらっしゃるので、ご苦労様っていう感じで、お互いに尊敬を持っていく。
そうすると全体が平和になっていくのかなって思いますね。
やっぱりみんな人を見ると、どうしてもケチをつけたり、欠点を探したり。
シミっていうのは、目立つわけですよ。
そういうところばかりを見ちゃうんですよね。
だからどこを見るかっていうことで、いい方を見るっていうことが、なかなかできないじゃないですか。
いまこうした平和がありがたいわけで、やっぱり本当に平和な心っていうのを大切にして、感謝をしてね。
ヒマラヤの恩恵で、この私たちの身体を整えて、心を整えて、平和にする。
私たちの本質は、すごい平和なんです。
愛に満ちていて、全てを与えられている。
でも、それを忘れてしまって、形のあるものにとらわれて、そういうものの増減でね、貧乏だとか金持ちだとか、そういう競争社会がガーっとね。
どうしても何かいろいろ持ってる方が優れているとか、そういう価値判断になってしまっているので。
だからもっとお互いに助け合って、相手の命を尊んで。
そして老いも若きも、貧富の差もなく、みんな仲間なので、助け合っていく。
私たちの修行を通して、生きざまを通して、そういう社会になっていく。
それが可能なんですね。
みんなもともと、全部持ってるんですよ。
ただその心がこう、ちょっと傷つき過ぎちゃったりすると、それが出なくなっちゃったり。
その傷も、みんなの愛で癒していく必要があるのかなって、思いますね。
改めて愛をしっかりと持って周りの人に接したいと思います。
ありがとうございました。
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