講話録

「マインドフル」ってどんな状態?

「マインドフルネス」という言葉は、仏教の瞑想から生まれた言葉です。

瞑想で、注意深く見るということであり、いろいろな雑念や心の働きを見守り、理解するわけです。

ヒマラヤ秘教の実践で深い瞑想をして、心を浄化してそれを超え、心がなくなると、意識が覚醒して、心の中を見ているという状況が自然に現れます。

また外の世界を見ても、ただ見ているという状態を体験します。

それがただそこに在り、何ら心が動かないで、リアクションしない、ジャッジしないのです。

心に記憶があり、心がバランスが取れていないと、いろいろな働きがあり、心の思いが刺激を受けると湧き上がるのです。

マインドフルとは形容詞ですが、心を見て、心がとらわれないで、意識が覚醒している状態を言っていると思います。

瞑想の修行をして平和になり、マインドがなにかのおもいでいっぱいになり、そのほかの思いにうつらないで、その状態をキープしていることです。

マインドがうれしい時は、うれしいというエネルギーと一体になって、それが満ちます。

心の深く、心の悩みが消えた後に、そこには喜びのエネルギーがあります。

それをアーナンダというのです。

それと一体になることをアーナンダサマディといいます。

次に心をきれいにして、きれいな心と一体になる、その一つの純粋な思いと一体になる、ビチャーラサマディ、有種子三昧があります。

そして、心が何もない状態をニルビチャーラサマディといいます。無種子三昧です。

ノーマインドで、エネルギーが消耗しないので、満ち足りた感覚になるということです。

私はヒマラヤシッダー瞑想を指導しています。

それは究極のサマディという、ステージに達して、真理を知った、ヒマラヤの聖者によってもたらされるものです。

色々な修行や瞑想からなるものです。それによって、積極的に心と体を浄め意識を進化させます。

そして意識を覚醒させて、今にいる。心を超えて源とつながり、消耗しないで、楽な状態になるのです。

その状態がマインドフルという状態になります。

心が、働かない、浄めれれ、体が浄められ、中心にいて、源からのパワーが満ちてきて、安定し、意識が覚醒します。

何事も起きていることがわかり、動かない、楽な状態をマインドフルといい、その状態を起こすのには、意識を進化させること、心のストレスを積極的に取り除くこと、またバランスをとることが必要なのです。

〜ヨグマタ

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